スポンサーリンク



『プロミスシンデレラ』ドラマ5話レビュー

早梅は成吾の誘いで食事に行くことになり、壱成はそんな二人を尾行します。
2人の10年前の思い出話や、早梅が自分のことを恋愛対象として見ていないと知り、不機嫌度は最高潮に達していました。

成吾は10年前告白していて、今も早梅のことが気になっているようです。

 

以下ネタバレ注意!

スポンサーリンク



年の差を気にする2人

壱成も家を飛び出していますが、同級生たちからの風当たりも厳しくなっていて、自分にとって早梅がいかに大事だったか気づくとのことで、やっと自分の気持ちに気付きそう。

早梅と壱成の中はどんどんギスギスしていきましたが、お互いのことを好きなだけじゃないかと……。

あとは自覚するだけなのに、今さら10歳の年の差を感じていたり、2人ともそんな細かいことを気にするタイプじゃないだろうと突っ込まずにはいられません。

早梅は変に大人ぶろうとしているようにしか感じませんでした。

グッジョブな黒瀬

黒瀬もつぶやいていましたが、まさに「青いな」という言葉が壱成にはピッタリすぎました。

この黒瀬と壱成の尾行コンビがかなりバランス良くて、お店に入る時も店の中でも店を出てからも、黒瀬がいなかったらと考えたらぞっとするほど、この時黒瀬がそばにいてよかったなあと心から思いました。

壱成もなんだかんだ言いながら、黒瀬に手玉に取られているのがこれまた可愛かったですし、赤の他人なのにこのままじゃ早梅は離れていっちゃうよと忠告すべきところは目を見て落ち着いて諭してくれてもはや心の友のようでしたね。

王子様な成吾

ジタバタする壱成とは違い、成吾は確実に早梅と距離を縮めようとしていて、10年前の事が生後にとっても特別な思いでこの再開を運命だと感じているんだろうなぁと伝わってきました。

例もお店のチョイスは間違ってるよと全力で惜しい気持ちになってしまいましたね……。

すごくいいお店なのもわかりますし、紳士的にエスコートしたい気持ちも分りますし、こんなお店以外行ったことないのかもしれないけど、居酒屋とかの方が早めとしゃべるには絶対よかったと思いました。

川原の木の下でピクニックとかのほうがグッときたのにと思ってしまいました。

しかも10年前の早めの性格や境遇を知っていたらもっと気兼ねなく感が必要だったのではと感じましたが、
そこは染み付いてしまった王子様育ちが邪魔をしていましたね。

それでも成吾のキラキラスマイルや困っている時のさりげない肩抱きには王子様育ちのパワーが凄まじく、心臓を貫いていきましたよね!

それにまさか10年前にあんなにしっかり早梅に告白していたとは驚きでした。

10年前の告白

告白に至るまでの早梅を尊敬していると言ってくれた言葉や、覗き込むキュートなお顔に触れ合う手にドギマギする2人だったり……荒れ狂う父親の側から連れ出し、靴を差し出してくれるという完璧すぎる流れには、ガッチリ心奪われてしまいました。

靴を差し出し、「嫌かもしれないけど」と一言添えるところも、告白してからの言葉も成吾の人柄が垣間見えて嬉しかったですし、ちゃんと好きだと言ってくれたのが心に刺さりましたよね。

成吾が伝えてくれる一言一言に思いやりと覚悟を感じました。

成吾自身もそういう早梅が自分にとって大切だったんだと自覚していく様子が成吾の流れる涙から感じました。

ここまで誠心誠意伝えてくれたら、例えこれから何があっても一緒に乗り越えていけると思いますね。

しかし、こんなに嬉しい瞬間ってなかったはずなのに、その優しさに甘えず、唯一の肉親である父親を放っておけない早梅の芯の強さには脱帽でした。
父親のちゃんとしていた時を知っているから立ち直ってほしいと思ってるんだろうと感じて、まだ10代の女の子が自分よりも父親のことを心配する健気さには胸打たれました。

今も成吾との食事を心から楽しむことができなかったり、立場の違いに敏感だったり、幸せ慣れしてないというか、苦労が好きなのかなぁと感じてしまいました。

壱成同様、多感な時期に親からの愛が十分じゃなかったからなのかわかりませんが、まっすぐで嘘がつけなくて不器用な上に人からの好意をキャッチできなくて、自分から遠ざけているのかなぁとも感じます。

こんな遠ざけ同士の早めと壱成が今後時にはお互い素直になり、イチャイチャする時がやってくるのか今後の動向によりいっそ注目ですね。

相変わらず謎だらけの菊乃

菊乃に関しては行動の真意が未だに全くわからなさすぎて、やることなすことがとにかく謎。
成吾に対してオープンなストーカーなのかなとは思うのですが、だったら早梅を近づけさせない方がいい
ですし、速梅を紹介したけど結局成吾には私が必要なのよ的な展開に持っていきたいのか、憶測ばかりが飛び交いますね。

行き過ぎた愛情ゆえに「みんな壊れちゃえ」みたいな人だったら、この作品にとって重たすぎかなぁと思っていましたが、なんと正弘を紹介し、楽しませてねと笑みを浮かべ去っていく姿に、そういう人かも……と背筋が凍りつきました。

 

人間関係が進むとずっとスッキリではいられず苦しい展開になってきましたが、これを経てさらに近づくであろう早梅と壱成の今後の関係が楽しみです!

スポンサーリンク